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整体で治るのか?

「「整体でよくなった」という情報を見つけ、それで少しでもよくなるものならと通い始めました。..... その間、病気はどんどん進行し、6年生の春には、ついに40度を超えてしまいました。」(女性会員の母親)

 

 娘は小学校4年生の頃、養護教諭から「背骨の曲が りが気になるから、一度受診するように」と言われました。以前、息子もそのように言われて受診したところ、「特に心配はない」と言われたこともあって、わ たしは娘も同じだろうと思い込み、そのままにしていました。5年生の夏休みにいっしょに風呂に入ったとき、骨盤の高さが左右で違うことに気付き、すぐに受 診しました。側わん症と診断され、その頃はまだ、30度に満たない度数でした。

 側わん症という聞きなれない病気。そのよ うな病気にかかっている子は目にしたことがなく、インターネットで病気についていろいろ調べました。病気が進行すれば、体のねじれは服の上からも分かるほ どになり、肺活量が減って寿命にも影響する場合があると知り、大きなショックを受けました。娘も自分の体がそんな病気であると分かって、落ち込んでいまし た。何とか治す方法はないかといろいろ調べるうちに、「整体でよくなった」という情報を見つけ、それで少しでもよくなるものならと通い始めました。「続け ることできっとよくなる」と言われ、1年足らずの間1~2ヶ月に1度通い、毎日体操をしたり夜はコルセットを付けたりしました。その間、病気はどんどん進 行し、6年生の春には、ついに40度を超えてしまいました。

 この頃からやっと、わたしは整体に不信を もつようになりました。「このままでもよくならない、手遅れの状態になることだけはなんとしても避けたい」。気付くのが遅すぎたのですが、わたしは再び情 報を探しました。そしてようやく、あやめの会のホームページを見つけ、出逢うことができたのが鈴木先生です。先生は、整体に通い続けるうちに取り返しのつ かない状態になってしまう子供たちが多くいることに、たいへん心を痛めていらっしゃいました。ただ、手術を避けたいという勝手な思いだけで整体を続けるこ とが、どんなに不幸な結果を招いているのか、いくつもいくつもご覧になっているからでしょう。早期に正しい治療することで、これから先の人生を負担の少な い状態で過ごせるようにすることが何より大切と教えていただきました。

 情報が溢れる時代だからこそ、わたしたち は、本当に正しい情報を見極めていくことが難しくなっています。側わん症の子をもつ親として、同じ悩みをもつ方々に、「経験したからこそ言えることを少し でも伝えたい」という思いで、書かせていただきました。側わん症の正しい知識が広まることを強く願っています。

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