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娘の手術を決断できないお父さんへ

「家族全員がすんなり手術に賛成というケースの方が少ないのではないでしょうか。家族も他は手術に賛成でも自分だけは反対だ、という方も居ると思います。でも、...」(女性会員の父親)

 

 大事な娘さんが小学生の若さで手術を受けるなんて、心配で仕方がないでしょうね。つらい思いをなさっていると思います。どうして、どうして…と思うととても不安になります。親とはそういうものですよね。

 病院の診察時に先生からもっと聞きたいでしょう。それは親としては当たり前の事で、何もおかしい事は無いと思いますよ。むしろ、何も知らずに何も聞かずに「はい、そうですか」と手術を決める方がどうかと思います。

 家族全員がすんなり手術に賛成というケー スの方が少ないのではないでしょうか。家族も他は手術に賛成でも自分だけは反対だ、という方も居ると思います。でも、自分の知らないところで勝手に手術を 決めて…とか思ってないですよね?自分は納得してないから勝手にしろ、なんて見捨てたりしてないですよね?
 手術するお子さんはもちろんですが、付き添う方もものすごく大変です。診察に何時間も待たされて、手術の話にショックを受けて、自分が疲れていても子供が飽きてくるのをあやしたり…。気力も体力も消耗します。
 脊柱側弯症はまだあまり知られていなくて、どこかの大学病院では、他の病院に行って下さいと言われる事もあるそうです。鈴木先生の側弯外来は全国から患 者が集まってくるので、ものすごく混むのですよ。待ち時間はとてもとても大変です。精神的にも家族が一番ツライと思います…。

 責めないでくださいね。ちゃんと考えての決断だと思いますよ。面倒な通院の付き添いを引き受けてくれる事を感謝する位の大きな気持ちで、ぜひ協力しあって乗り越えてほしいです。

 思いやりのある、やさしい、あなたなら、きっと大変な時期を協力しあって乗り越えられると思います。本当にたくさん苦労をなさって大変な時期でしょうが、お父さんお母さんが体を壊さないよう、体に気をつけて頑張ってください。

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