脊柱側弯症 患者と家族の会
「脊柱側弯症」(せきちゅう そくわん症)ってどんな病気?
「脊柱側弯症(せきちゅう そくわん症)」は、背骨が、正面から見て横方向に弓型やS字状に湾曲する症状につけられた名前です。専門医の先生のお話によれば、原因となる病気は様々で特定できるものと全く不明のものがあり、原因のわからないものが大きなを割合を占めるそうです。
本サイトでは、側弯症治療の権威である鈴木信正先生をはじめ、専門医の先生方による脊柱側弯症の解説を掲載させていただいています。脊柱側弯症を正しく理解するために、ぜひお役立てください。(「脊柱側弯症の話」)
「脊柱側弯症・検診と事後管理をめぐる諸問題」(鈴木信正先生)
脊柱側弯症の話 - 装具治療が必要な方々のために(鈴木信正先生)
こどもたちを守る正しい理解と選択
「脊柱側弯症(せきちゅう そくわん症)」は、その原因、症状、進行具合も千差万別であり、特に側弯症に特化した豊富な知識と経験を有する専門医の先生でなければ正しく診断・治療することのできない病気です。また、 脊柱側弯症の発症は、女性の割合が圧倒的に高く、成長期(と中年期)に多く見られるといわれています。学校や進学のこと、そろそろおしゃれも気になりはじめる多感な時期、乙女心のメンタルケアも治療プロセスの重要な要素として、治療法、対応を研究されている専門医の先生・医療機関を選び、相談することがなにより重要です。
「手術せずにすませたい」、「装具は格好悪い、面倒」といった思いから、誤った風説や民間療法に頼り、いたずらに費用と時間を浪費し症状を進行させてしまった - あやめの会にもそんな経験を経て、やっと信頼できる先生・病院にたどり着いたという会員が少なからずおられます。子供を本当に守るのは、正確な理解と正しく客観的な判断だけです。
「脊柱側弯症・検診と事後管理をめぐる諸問題」(鈴木信正先生)
脊柱側弯症の話 - 装具治療が必要な方々のために (鈴木信正先生)
健康診断で「そくわん症」といわれました。
学校の健康診断などで「脊柱側弯症(せきちゅう そくわん症)」という耳慣れない症状を指摘され「さあ、どうしたらいいんだろう?」、「手術って大変なのかしら?」、「普通に生活できるようになるのかしら?」等々、あやめの会の会員の患者ご本人、ご家族みんながかつて思い悩んだことです。今、悩んだり迷ったりしておられる皆さんのお役に立てればとの思いで、あやめの会の会員有志の体験談を掲載しています。
「脊柱側弯症」と書きます。また、旧漢字で「脊椎側彎症」と書く専門医の先生もおられます。パソコンの仮名漢字変換ソフトが正しく変換できないせいか、「側湾症」と書いている例をネットの民間療法サイトなどで多く目にしますが、これは誤りです。